生理の時の腰痛の原因と対策

女性と腰痛

腰痛は、特に女性に多いとされている症状だそうです。男性と比べ、女性は身体の変化によってホルモンの分泌量が変化したり、別のホルモンが分泌されたりすると、腰痛の発症率が増大します。

 

女性の身体の変化で代表的なものとして、「妊娠」「出産」「産前と産後」「生理」の4つが挙げられます。普段と違うホルモンが分泌されると言われるのが妊娠中で、特に妊娠後期に入ると腰痛を発症させやすくなるようです。

 

これは、お腹が大きくなることと、体温を上昇させて出産を促すために別のホルモンが分泌されることが原因とされています。もともと腰痛を持っている人の場合は、さらに症状を悪化させることがあるので、「骨盤矯正ベルト」などを活用して治療した方がよいでしょう。

 

出産後も、赤ちゃんを抱く際に無理をして腰痛を悪化させたという報告もあるので注意が必要です。

 

生理も腰痛を発症させる一大原因とされており、特に生理中やその前後は、腹痛やストレスなどに加えて腰痛が起こることにより、かなり辛い症状となるケースがあります。

 

他にも、全身の骨が脆くなると言われる「骨粗しょう症」は、腰痛のリスクも高めるとされています。骨粗しょう症も女性に罹りやすい症状だそうです。

 

女性の腰痛は、体質や生活環境によっても痛みの度合いが異なるのが特徴ですが、いずれも我慢して症状が改善するケースは少ないので、症状がひどいようであれば、病院で相談してみると良いでしょう。